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記事 · ブライダル 2026-09-03

ブライダルトライアルを省いてはいけない理由

当日の仕上がりを左右する事前確認の具体的な中身
工
工藤 恵美
メイクアップアーティスト
2026-09-03
サロンで女性に丁寧にメイクアップを施すメイクアップアーティスト。

「トライアルは省いてもいいですか」という質問を、年に数回いただきます。費用を抑えたい気持ちはよくわかります。ただ、ブライダルメイクに限っては、トライアルなしで当日を迎えることをおすすめしていません。その理由を、実際の施術の流れに沿って説明します。

トライアルで確認していること

トライアルでは、まず肌の状態を直接確認します。カウンセリングシートに記入いただいた内容と、実際の肌の質感が異なることは珍しくありません。皮脂の量、毛穴の開き具合、頬の赤みの範囲など、実際に触れてみないとわからないことがあります。

次に、衣装の写真と照らし合わせながらカラーを決めます。ドレスや着物の色によって、リップとアイシャドウの選び方が変わります。白いドレスの場合、ベースの色温度が少し違うだけで顔色が青白く見えることがあります。トライアルで実際に確認することで、当日の判断が早くなります。

当日との時間差を計算に入れる

トライアルは挙式の1〜2ヶ月前に設定することをおすすめしています。あまり早すぎると、当日の肌状態と大きく変わってしまう可能性があります。逆に直前すぎると、修正の時間が取れません。

トライアル後に「やっぱりリップをもう少し明るくしたい」「アイラインを少し太くしたい」という希望が出てくることがあります。そのフィードバックを当日に反映するためにも、1ヶ月程度の余裕が必要です。

写真を撮っておくことの重要性

トライアル終了後、必ず複数の角度から写真を撮ってもらうことをおすすめします。自然光の下と室内照明の下で、印象がどう変わるかを確認するためです。スマートフォンのカメラで十分です。

この写真が、当日の施術の基準になります。「あのときと同じ仕上がりで」という共通の参照点があると、当日の施術がスムーズに進みます。写真はクラウドに保存しておき、当日持参しなくてもアクセスできるようにしておくと安心です。

トライアルは追加の費用がかかりますが、当日の施術時間を短縮し、仕上がりの精度を上げるための投資だと考えています。ご不明な点はカウンセリングでお聞きください。

#ブライダル#トライアル#メイクアップ

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